水が涸れたことがないといわれる鈴鹿山脈の伏流水。おいしい軟水と豊かに実る良質の米から、140年以上にわたって鈴鹿の地酒を造り続ける「清水清三郎商店」。 国内外でさまざまな賞に輝くブランド「作(ざく)」…
愛知県の尾張・三河地方では、ひな祭りに「おこしもん」という祝い菓子を食べる風習があります。3月3日が近づくと和菓子屋さんなどに並びますが、もともとは家庭で作られてきたもの。 愛知ならではのひな菓子、お…
琵琶湖からの恵みを受け、古くから多様な食の文化が生まれ、栄えてきた滋賀県。同県の北東部に広がる湖北の長浜で、いまがもっとも美味だという、天然のマガモを使った伝統の食べ方があると聞き、産地から仕入れ加工…
蒲郡市の目の前に広がる三河湾は、アサリの漁獲高が日本一。春には市の観光スポットとして知られる竹島周辺でも潮干狩りの光景が見られます。 特産品のアサリを生かして、3年前に誕生したのが「ガマゴリうどん」で…
岐阜県の中南部、中津川市の最北端に位置する加子母(かしも)地区。 94%が森林という加子母は、古くから上質な東濃ひのきの産地であり、林業、木工業の町として知られています。また、ミネラルトマトや飛騨牛の…
「ソマカツオの塩切り」は、カツオ漁が盛んだった南伊勢町に古くから伝わる保存食。全国的にカツオが揚がる土地で作られてきたカツオの塩漬けの一種です。 この地域でも、神事のお供え物などとして昔は各家庭で作ら…
岐阜県美濃地方で作られている「みょうがぼち」という郷土菓子があります。 そら豆で作った餡を小麦粉の生地で包み、ミョウガの葉でくるんで蒸したもの。 「ぼち」とはこの地方の方言で団子の意味だそう。 ミョウ…
伊勢湾の湾奥にあって、木曽、長良、揖斐の三つの大きな川がそそぐ河口に面した三重県桑名市。 古くからハマグリの産地として知られ、江戸時代より製法が伝わる、たまりで煮炊きしてつくる「しぐれ蛤」が名物となっ…